月10万円のコストカットに成功!小さな病院の「働き方改革」


経営改善

医療法人社団素心会 こうとく内科

思い通りに休憩が取れない!従業員の不満が爆発寸前!?

よろず支援拠点を訪れたきっかけは従業員の声からである。契約上、従業員の休憩時間は12時30分~14時00分となっているものの、実際は電話当番などで、思うように休憩が取れない。90分のうち30分については時間外労働として計上されているが、実際はそれ以上に拘束されていることも多く、ランチに行くこともできない。

そういった不満が相談者のもとに、又聞きではあるが伝わってきた。この事態をなんとかするため、社労士であるCOを指名し、拠点を訪れた。

従業員のパフォーマンス低下防止と、コストカットの両立

医療従事者の宿命とはいえ、午前診療終了直前に来る患者の存在、休憩中の電話対応について、不満が蓄積しているとのこと。

そもそも電話対応を課している場合は休憩時間とは認められず、労働法遵守の部分でも問題あり。また、給与計算書を見せてもらったが、全ての正職員が月10~20時間ほどの時間外労働手当を支給されており、いわゆる個人病院としては若干多め。

電話応対サービスおよびクラウド型勤怠管理システム導入を提案

COはまず、電話応対サービスの利用を提案。12時30分~14時00分までの90分のみをピンポイントで請け負ってくれるであろうサービスをピックアップ。

また、クラウド型勤怠管理システムの導入についても提案。同時に就業規則の見直しを行い、時間外労働については許可申請を前提とすることなどを盛り込むよう勧めた。 相談者は、初めは消極的な反応を示していたものの、全正職員7名分の時間外手当と、各種サービスの月額料金を比較すると、圧倒的に後者のほうが低額であることが分かり、サービス導入を決意した。

時間外労働削減については、収入の低下を招くことから労働者が望まないパターンも多くあり、それが懸念材料であったため入念に確認したが、相談者曰く職員たちは給与額にはそこまでこだわりがなく、明らかに時短を喜ぶであろうとのことであった。また、最先端のシステム導入は、初めの1カ月ほどはむしろ作業が繁雑になることから、「初めを乗り切れば、あとは楽になる」ことを繰り返し伝え、相談者のモチベーション低下を防ぐよう心がけた。

月にしておよそ10万円のコストカットを実現

各サービスの月額利用料の合計がおよそ5万円、削減できた時間外労働手当はおよそ月15万円となり、約10万円のコストカットに成功。電話当番から解放された職員たちは昼休みを自由に使えるようになった。

懸念された収入の低下への不満は心配なさそうだとのこと。 今後の懸念としては、従業員がやや増長しやすい組織風土であることが伺えるため、遅かれ早かれ新たな不満が出てくること。時には毅然とした対応も必要であることを、現在も継続的に伝え続けている。

相談者のひとこと

良くも悪くも患者数が安定しているため、売上の増加がそこまで望めない中、コストカットに関し持ち得なかった視点からのアドバイスを得ることができました。 これからも相談させていただきます。よろしくお願いいたします。

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