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メガネのふくだ
事業を父親から承継したタイミングで、事業承継補助金や持続化補助金の活用を検討、補助金の相談をきっかけによろず支援拠点に来訪された。メガネ業界は安売りの全国チェーンが次々と進出し、年々競争が厳しくなっている。情報発信の強化を図り、WordPressで作ったホームページを自身で更新しようとしていたが、依頼先に不具合の対応を断られ困っていた。相談者はある程度ホームページの仕組みを理解しており、WordPressを自身で設置し、ある程度触ることができた。
ネット販売の伸びや格安量販店の増加とともに小売店の経営は厳しくなっている。ネットショップや量販店にはない価値を提供することが重要である。
顧客が眼鏡店を探す際はウェブ上の情報の存在感が大きくなっており、情報発信力の強化が課題であった。
相談者はメガネに関わる知識が豊富であり、認定眼鏡士というメガネ選びに関わる資格の有資格者であった。既存顧客は相談者の知識と経験を信頼して病院に相談するような感覚でメガネを選んでいた。
ホームページを確認したところ、メーカー名や機能などで商品を案内したホームページであり、他の眼鏡店との差別化が不十分であった。
ウェブでの情報発信力を強化し、他の市町村からも来店をされる店を目指し、ホームページやSNSの運用改善を行うことを課題として設定した。
現状分析を元に、ホームページを中心に情報発信のコンセプトを変更することとした。具体的には商品のアピールではなく、メガネ選びのプロとしての相談者自身の目利き力をアピールすることとした。ホームページのコンテンツについても、メガネ選びに関する専門的内容の充実をアドバイスした。
COがメインビジュアルのデザイン面での改善支援を行い、ウェブ担当の村田COがSEO対策やSNS活用についてアドバイスを行った。
もともと相談者はホームページを触る技術を持っていたこともあり、情報発信はスムーズに進んだ。コロナをきっかけによろずの相談もオンラインに変更。1.5時間の相談を0.5時間に変更する代わりに相談回数を増やすことで、効果的な伴走支援を行うことができた。課題設定と取り組みを繰り返す形でスムーズに改善を進めることができた。
メガネのふくだの売りは商品バリエーションやクオリティではなく、福田社長の知識と経験であることに気づき、その強みを伝えるような情報発信のと入り組みを進めていった。
参考事例などを見せることで、自身の強みを相談者自身も再確認し、理解したことでその後の取り組みもスムーズに進んだように思う。
ホームページのリニューアル後、市外からの引き合いなど問い合わせが増えてきた。SEO対策などにより新規顧客の集客に活用できるようになった。これにより、HP経由の問い合わせが3倍となった。
ホームページ経由での問い合わせや来店が増えており、相談の効果が出ているように思う。的確なアドバイスとフォローでスムーズに改善をすすめることができた。今後も拠点を活用しつつ、コロナ後を見据えた取り組みを進めていこうと思う。
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